2013年 03月 05日
京都御苑の梅 Les pruniers au Palais Imperial |
なんと長かった今年の冬。通常ならこの梅の状態は、2月の下旬、年によっては20日頃の状態。2週間ほど遅れているように思います。
毎年、徒歩で行けた御所に通っていたのですが、昨年東方面に越したため行けていませんでした。たまたま通りかかったのでいつもの場所へ行くと、やはりいつもの早咲きがちらほら。
隣の白梅もこんな感じ。人も少しづつ集まってきているようです。
今週一気に暖かくなったから、今週末は北野天満宮(友人からの情報で既に7分咲き)、御所は見ごろかもしれません。
行った時間が遅かったので、夕暮れ時の光に照らされています。
香り高くて、凛として、花としての梅は、桜より好きかもしれません。辛い時期をグッと堪えて、少しづつほころび、桜ほど華やかではないけれど、品の良い香りと姿で長い期間私たちを楽しませてくれます。
そうこうしている内に本格的に暖かくなり、あっという間に桜の時期到来。今年は本当にやっと暖かくなってくれて、心身共にホッとしました。暖かいとこんなに身も心も軽くなるのか… 特に今年は自転車で動くことが多くなり、それを体感しているせいもあるのだけれど。
今年は鍋の回数の多かったこと! そして仕事や買い物以外はあまり外出せずに、家で過ごす楽しみを覚えた気がします。NHKのフランス語会話を後からネットラジオで聴けるので、それで勉強再開。応用編は内容がパリのシネマテークのスタッフへのインタビューだったりするので、個人的に興味深くそしてフランス語の美しさにやはりうっとりしてしまいます。宗教画講座に通い始め(ヨーロッパの美術館、日本での展覧会でもこの知識はあった方が何十倍も楽しめる!)、絵解きをしていくのが面白くて、、、3月下旬から贅沢な展覧会目白押しで、どうしてもう少し間引いて開催してくれないかと思うのですが、桜の時期に合わせて、府外の客を取り込むことを考えてしまうのは致し方ないですね。どれも見逃したくない!!!
こうなると京都にいるからには日本美術を学ばなくてどうする! というわけで半身浴タイムに本を読んではいますが、やはり講座に通って先生から教えていただく方が広く深く勉強になるのです。少しづつ。。。ですね。
by kyokahori3
| 2013-03-05 18:05
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